コッツウォルズストーンへのこだわり
コッツウォルズストーンは、やわらかいハチミツ色をしたイギリスのコッツウォルズ地方で産出される天然石灰岩です。
杉原工務店のコッツウォルズストーンは自ら現地の採掘場に赴き、自分の目で確かめた石を直輸入しております。
その為、品質を確認した確かなコッツウォルズストーンをお客様にご提供いたします。 |
コッツウォルズハウスは、地震に一番強い鉄筋コンクリート壁式構造を採用し、180ミリの壁の外部に厚さ60ミリの英国コッツ ウォルズ産のコッツウォルズストーンを積み上げ、内部には英国H.G.matthewa社製のハンドメイド煉瓦を使用します。
煉瓦は吸水性が非常に強く、湿度の高い、日本の夏の気候に対応するためです。 また、外面、内面にそれぞれ、石、煉瓦を先行して積み上げることにより、間に中間層が出来ます。その内部に配筋、断熱を行い、コンクリートを流し込むと、鉄筋コンクリート造の建物となります。 したがって、壁部分の型枠工事は、不要となり、環境不可の高い、ベニヤ合板は使用しません。 壁圧は、390ミリとなり、国内既存住宅のおよそ倍となります。建築の歴史というのは、壁をいかに薄く造るかと いうことの技術革新の歴史でもありましたが、あえて、壁の暑さと寿命は比例する、との信念で壁圧を確保する ことにしました。 結果として、結露が発生しにくい、断熱、遮音性能の高い住宅となります。 住宅の内部はお客様の使いやすい間取りで施工致します。
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日本と英国の住まい作りの考え方
こんなに違う日本と英国の家づくり
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日本
| 英国 | |
住宅ローン
| 個人の支払能力(年収・企業名)に融資する。
生命保険まで担保にする。 保証人必要 | 住宅を資産価値があると見なし、家本体を担保に融資する。
ノンリコースローン |
寿命
| 平均30年
| 平均140年
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デザイン
| 間取りを決めてから外観が決まる。
流行に左右され、日本には様式が存在しない。 | 陳腐化しないクラッシックデザインが主流。
道路に面した部分は自分のものではなく公共のものという意識がある。 |
メンテナンス
| 約10~15年で外壁の塗替え・補修が必要となり、約100~200万円の費用がかかる。
| 外観はレンガ・石なのでメンテナンスフリー。
約70年後にサッシの取替えが必要。 |
中古市場
| 定住が前提。個人の好みで造られた家が多く、誰からも受け入れられる資産となっていない。
| 家の買い替え平均回数6回。
一生涯同じ家に住むのは無駄が多いという考え。 客観的な評価制度・査定制度・優遇税制があり、価格が妥当かどうかを判断するシステムがある。 |
価値
| 日本では富を築く為の住宅という考えがない。
完成した日から時間の経過とともに価値が減少していき、20年後には実質ゼロ評価。 | 100~300年前のビクトリア様式・ジョージアン様式に人気があり、高額で取引されている。
古い家には、ビンテージ・アンティークとしての価値観が確立している。 |
良い家の定義
| ・ローコスト
・性能 ・エコ ・耐震性 | 第三者の客観的な評価が高い家。
市場で売ったり、買ったり貸したりするのが容易な資産価値が高い家。 中古市場になっても価値がある家。 |
結論
| 日本人は家は20年経つとタダになるものと思い込んでいる。
日本の家は資産価値を考えてつくられていない。 新築志向でスクラップアンドビルド、使い捨てを前提にしてつくられてきた。 自分好みで自分勝手につくった家は他人が買いたがらない。 自分勝手に作った家は社会資産にならない。 | 家はいつか解体するものという意識がない。
住宅の長寿化が生活の基盤を作るという考えがベースにあり、家は社会資産であるという意識がある。 人を招くことをベースに家造りを考えている。 住み替え志向で、ライフスタイルに合わせて住み替えをする。 |
設定条件
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金利
| 3%
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解体費用
| 150万
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日本住宅
| 40坪
| 50万/坪
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英国住宅
| 40坪
| 75万/坪
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日本住宅寿命
| 30年
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日本住宅リフォーム費用
| 500万/30年
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英国住宅リフォーム費用
| 300万/30年
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生涯コスト比較
築年数
LCC | 30年後
| 60年後
| 90年後
| 120年後
| 150年後
| 180年後
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5,650万
| 1億1,300万
| 1億6,950万
| 2億2,600万
| 2億8,250万
| 3億3,900万
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5,650万
| 4,900万
| 5,200万
| 5,500万
| 5,800万
| 6,100万
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差額
| 1,050万
| 6,230万
| 1億1,750万
| 1億7,100万
| 2億2,450万
| 2億7,800万
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年間可処分所得差
| 35万/年
| 207.6万/年
| 368.5万/年
| 570万/年
| 748.3万/年
| 926.6万/年
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月間可処分所得差
| ¥29.167/月
| ¥173,055/月
| ¥307.083/月
| ¥475,000/月
| ¥623,611/月
| ¥772,222/月
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